*04:40JST 11月1日のNY為替概況 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円80銭へ下落後、153円07銭まで上昇し、引けた。

米10月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回り2020年来で最低の伸びにとどまったほか前2カ月間の雇用も下方修正された結果を受けて、追加利下げ観測が強まり、債券利回り低下に連れドル売りに拍車がかかった。その後、10月製造業PMI改定値が予想外に上方修正されたほか10月ISM製造業景況指数の支払価格が大幅上昇、また、来週の大統領選挙をにらみ長期金利が上昇に転じ、ドルの買戻しが強まった。リスク選好の円売りも強まった。

ユーロ・ドルは1.0905ドルまで上昇後、1.0834ドルまで下落し、引けた。

ユーロ・円は、166円11銭まで上昇後、165円35銭まで下落。

ポンド・ドルは1.2916ドルから1.2980ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8640フランへ下落後、0.8709フランまで上昇した。

[経済指標]
・米・10月失業率:4.1%(予想:4.1%、9月:4.1%)
・米・10月非農業部門雇用者数:+1.2万人(予想:+10.1万人、9月:+22.3万人←+25.4万人)
・米・10月平均時給:前年比+4.0%(予想:+4.0%、9月:+3.9%←+4.0%)
・米・9月建設支出:前月比+0.1%(予想:0.0%、8月:+0.1%←-0.1%)
・米・10月ISM製造業景況指数:46.5(予想:47.6、8月:47.2)
・米・10月製造業PMI改定値:48.5(予想:47.8、速報値:47.8)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 11月1日のNY為替概況