*04:05JST 10月29日のNY為替概況 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円87銭まで上昇後、153円04銭まで反落したが、戻して引けた。

米長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後9月JOLT求人件数が予想を下回り、労働市場減速が示唆されると、利下げ観測にドル買いが後退。ただ、10月消費者信頼感指数が予想以上に上昇したため景気も底堅いとの見方にドル売りも限定的となった。

ユーロ・ドルは1.0769ドルまで下落後、1.0810ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は、166円01銭へ上昇後、165円40銭まで反落。

ポンド・ドルは1.2967ドルまで下落後、1.3012ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8698フランへ上昇後、0.8670フランまで下落した。

[経済指標]
・米・8月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+5.2%(予想:+5.10%、7月:+5.93%←+5.92%)
・米・8月FHFA住宅価格指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、7月:+0.2%←+0.1%)
・米・9月卸売在庫速報値:前月比-0.1%(予想:+0.1%、8月:+0.2%←+0.1%)
・米・9月前渡し商品貿易収支:-1082億ドル(-960億ドル、8月―942億ドル←-943億ドル)
・米・9月JOLT求人件数:744.3万件(予想:800万件、8月:786.1万件←804.0万件)
・米・10月消費者信頼感指数:108.7(予想:99.3、9月:99.2←98.7)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月29日のNY為替概況