*07:20JST NY債券:米長期債相場はやや強含み、米大統領選を巡る不確実性高まる 18日の米国長期債相場はやや強含み。中東情勢の悪化が警戒されたこと、米大統領選を巡る不確実性により、消費や企業投資が停滞する可能性があることから、長期債などの利回り水準は低下。イールドカーブはスティープニング。

CMEのFedWatchツールによると、18日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は76%程度。2025年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.00-4.25%となる確率は58%程度。10年債利回りは4.093%近辺で取引を開始し、アジア市場で4.116%近辺まで上昇したが、米国市場の前半にかけ4.063%近辺まで反落。その後は伸び悩み、取引終了時点にかけて4.083%近辺で推移。

イールドカーブはスティープニング。2年-10年は13.70bp近辺、2-30年は44.50bp近辺で引けた。2年債利回りは3.95%(前日比:-3bp)、10年債利回りは4.08%(前日比-2bp)、30年債利回りは、4.39%(前日比:-1bp)で取引を終えた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY債券:米長期債相場はやや強含み、米大統領選を巡る不確実性高まる