*04:05JST 10月16日のNY為替概況 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円15銭から149円79銭まで上昇し、引けた。

日銀の安達委員が金融政策運営において、段階的な利上げを極めて緩慢なペースで行う必要があるとの見解を示したため日米金利差縮小観測の緩和で円売り、ドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0901ドルへ強含んだのち、1.0862ドルまで下落し、引けた。欧州中央銀行(ECB)の追加利下げを織り込むユーロ売りが一段と強まった。

ユーロ・円は、162円50銭から162円89銭まで上昇。リスク選好や日本の段階的な利上げを織り込む円売りが強まった。

ポンド・ドルは1.3038ドルから1.2993ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8620フランから0.8657フランまで上昇した。

[経済指標]
・米・9月輸入物価指数:前月比-0.4%(予想:-0.3%、8月:-0.2%←-0.3%)
・米・10月ニューヨーク連銀サービス業活動:-2.2(9月:+0.5%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月16日のNY為替概況