*08:31JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性 15日のドル・円は、東京市場では149円84銭から149円17銭まで下落。欧米市場では148円85銭から149円54銭まで反発し、149円22銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に149円台で推移か。米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性がある。

報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は10月15日、今年中に1回か2回の利下げは妥当なことだと思う」、「われわれが行うべき決断は、中立金利に向けてどれだけ早く調整するかということ」との見方を伝えた。デイリー総裁によると中立金利は3%前後になる可能性があるとの認識を示した。市場参加者の間では「中立金利の水準については3%以下になる」との見方が少なくないが、一部の参加者はデイリー総裁の見解に同意している。雇用情勢が悪化した場合、大幅利下げの必要となりそうだが、雇用情勢がまずまず良好だった場合、2025年末時点の米政策金利は9月時点の予想(3.4%程度)を上回る可能性がありそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性