*16:05JST 日経VI:低下、取引時間中は警戒感が継続 日経平均ボラティリティー・イtンデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比-1.15(低下率4.13%)の26.70と低下した。なお、高値は32.38、安値は26.70。外為市場で円安・ドル高の動きとなったことなどを受け、今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇して始まり、取引開始後も大幅高水準で推移した。一方、市場では引き続き中東の地政学リスクの高まりが懸念されていることに加え、日経225先物がこのところ大幅高と大幅安を繰り返す展開となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続。日経VIは取引時間中は概ね昨日の水準を上回って推移。取引終了時に低下に転じた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

<SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:低下、取引時間中は警戒感が継続