*07:56JST 東証グロース市場250指数先物見通し:上値・下値とも限定的か 本日の東証グロース市場250指数先物は、上値・下値とも限定的になると予想。前日10日の米国市場のダウ平均は92.63ドル安の40,736.96ドル、ナスダックは141.28pt高の17,025.88ptで取引を終了した。ソフトランディング期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。しかし、金融セクターの下落や原油価格の下落でエネルギーセクターが弱く、ダウは下落に転じ、終日売られた。長期金利低下でハイテクは終日堅調に推移し、まちまちで終了。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、上値・下値ともに限定的で、小動きを見込む。25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスクロス間近となっていることや、VIX指数が19pt台に低下したことなどから、投資家心理の改善が期待でき、プライム市場との相対的な強さにより、短期資金の資金シフト継続が見込まれる。一方、今晩米国で消費者物価コア指数の発表を控えていることから、積極的な売買は見送られる公算が高く、上下とも極端な値動きとはならなそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt安の650ptで終えている。上値のメドは660pt、下値のメドは640ptとする。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:上値・下値とも限定的か