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先週発表の8月雇用統計の結果が警戒されたほど悪化せず、ソフトランディング期待を受けた買いも支援し、相場は日中続伸した。エヌビディアなど人工知能(AI)関連が持ち直したほか、金利の低下でハイテクも買われ、終日堅調に推移し終了した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、もみ合いの展開を予想する。直近は下向きの5日移動平均線が上値を抑えているほか、日足のパラボリックが陰転していることもあり、テクニカル的には売りが出やすい状況となっている。一方で、VIXが再度20ptを下回るなど投資家心理は改善、グロース市場は東証プライムからの資金シフトも観測されており、押し目買いによる下支えも期待できそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の643ptで終えている。上値のメドは655pt、下値のメドは630ptとする。 <TY>