*06:56JST NY為替:ドル弱含み、米ADP雇用統計は市場予想を下回る 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円85銭まで下落後、144円23銭まで上昇し、143円42銭で引けた。米8月ADP雇用統計の伸びが予想外に鈍化し、3年半ぶり低水準となったため連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げを織り込む長期金利低下に伴いドル売りが加速。その後、先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少したため労働市場への悲観的見方が緩和、さらに、米8月ISM非製造業景況指数が予想外に上昇したため消費や景気が底堅いとの見方も広がり、金利が下げ止まりドルの買戻しが強まった。

ユーロ・ドルは1.1120ドルまで上昇後、1.1075ドルまで下落し、1.1111ドルで引けた。ユーロ・円は、158円60銭へ下落後、159円79銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3151ドルへ下落後、1.3185ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8434フランから0.8491フランのレンジで上下に振れた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル弱含み、米ADP雇用統計は市場予想を下回る