*07:44JST 東証グロース市場250指数先物見通し:神経質な展開も押し目買いか 本日の東証グロース市場250指数先物は、神経質な動きの中で押し目買いを予想する。前日4日の米国市場のダウ平均は38.04ドル高の40,974.97ドル、ナスダックは52.00pt安の17,084.30ptで取引を終了。7月JOLT求人件数が予想以上に減少し大幅利下げの思惑が強まると、一時買戻しが強まり上昇に転じた。しかし、アトランタ連銀のボスティック総裁がエッセイの中で、労働市場の混乱リスクに言及し早期の利下げを促したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気の緩やかな減速が示され、雇用統計の発表を控えた警戒感に上値も限定的となり、まちまちで終了した。まちまちとなった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、神経質な展開も押し目買いが入ると予想する。
昨日の急落で投資家心理が不安定な他、VIX指数が21pt台まで上昇しており、短期的に売りが出やすい状況となっている。一方で、過熱感の解消が進んだこともあり、75日移動平均線を下回らなければ、押し目買いによる切り返しの動きも期待される。
なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の646ptで終えている。上値のメドは660pt、下値のメドは630ptとする。 <TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:神経質な展開も押し目買いか