*04:04JST 8月21日のNY為替概況 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円77銭まで上昇後、144円46銭まで下落し、引けた。

米労働省労働統計局(BLS)が発表した3月までの年間雇用者数の伸び基準改定の速報値で下方修正された幅が想定内との見方に長期金利が上昇に転じドル買いが強まった。その後、20年債入札の好調な結果、労働市場の減速が確認されたとの見方や連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で大多数のメンバーが9月の利下げが適切となる可能性が強いと指摘したほか数人の高官が7月会合で0.25%の利下げを支持したことが明らかになり、利下げを織り込むドル売りが加速した。

ユーロ・ドルは1.1100ドルへ下落後、1.1174ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は、162円92銭へ上昇後、161円40銭まで下落。日欧金利差縮小観測に伴う円買い、ユーロ売りが上値を抑制した。

ポンド・ドルは1.3026ドルから1.3119ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8556フランから0.8495フランまで下落した。

[経済指標]

・米労働省労働統計局(BLS)3月までの年間雇用者数の伸び基準改定の速報値:‐81.8万人


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情報提供元: FISCO
記事名:「 8月21日のNY為替概況