*07:50JST 東証グロース市場250指数先物見通し:利益確定売りをこなし堅調推移か 本日の東証グロース市場250指数先物は、利益確定売りをこなしながら、堅調な展開を予想する。前日19日の米国市場のダウ平均は236.77ドル高の40,896.53ドル、ナスダックは245.05pt高の17,876.77ptで取引を終了した。経済が急速な減速を回避しソフトランディングが可能との期待に買われた。加えて、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁などが週末のインタビューで、相次いで9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援し、段階的な利下げ期待に終日買いが先行した。半導体が支援し相場は終盤にかけ上げ幅を拡大した。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、利益確定売りをこなしながら、堅調な展開を予想する。終値ベースで7月23日以来の25日移動平均線超えが視野に入ったことで、明確なトレンド転換が意識されつつある。週足のRSIやサイコロジカルラインが中位に留まっているため、極端に過熱感が意識される状況でもなさそうだ。米国で重要な経済指標の発表を控えていないことも、ある程度の手掛けやすさにつながるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比14pt高の624ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは610ptとする。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:利益確定売りをこなし堅調推移か