*13:21JST 米国株見通し:伸び悩みか、調整売りで失速も (13時20分現在)

S&P500先物      5,575.50(+8.00)
ナスダック100先物  19,629.50(+48.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は62ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


15日の主要3指数は大幅続伸。寄り付きから上げ幅拡大でナスダックとS&Pは6日連続でプラス、ダウは554ドル高の40563ドルと3日連続で上値を伸ばした。この日発表された経済指標で小売売上高と新規失業保険申請件数が予想より強い内容となり、景気減速懸念の一服で買い先行。業績好調のウォルマートや強気の業績見通しを示したシスコシステムズなどが買われ、相場をけん引。景気敏感や消費関連も指数に寄与した。


本日は伸び悩みか。引き続き景気動向をにらみ、消費や景気敏感を中心に買いが入りやすい展開に。連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的政策を期待した買いも見込まれる。7月末の連邦公開市場委員会(FOMC)後の急落後は値を戻しつつあり、VIX指数が低下すれば過度な売りは弱まるだろう。ただ、金利高が続けばハイテク買いは一服。また、前日の大幅高により、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが強まれば指数の重石となろう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:伸び悩みか、調整売りで失速も