*07:28JST NY為替:ドル・円は149円台に上昇、米大幅利下げ観測後退でドル買い強まる 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円19銭から149円32銭まで上昇し、149円20銭で引けた。米7月小売売上高で昨年1月来で最大の伸びになったほか、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り消費や労働市場の底堅さが証明され、景気の急減速懸念が後退し、金利上昇に伴いドル買いが強まった。また、リスク選好の円売りも強まった。

ユーロ・ドルは1.1014ドルから1.0950ドルまで下落し、1.0972ドルで引けた。ユーロ・円は、162円11銭から163円85銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.2870ドルから1.2799ドルまで下落後、1.2872ドルまで再び上昇。押し目からは英国の4-6月期GDP速報値の成長を好感したポンド買いも見られ底堅く推移。ドル・スイスは0.8660フランから0.8749フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル・円は149円台に上昇、米大幅利下げ観測後退でドル買い強まる