*13:38JST 米国株見通し:伸び悩みか、中東の不透明感で買い縮小も (13時20分現在)

S&P500先物      5,459.00(-0.25)
ナスダック100先物  19,112.00(+7.75)


米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は9ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。


13日の主要3指数は堅調。序盤から上げ幅を拡大する展開でナスダックとS&Pは4日続伸、ダウは408ドル高の39765ドルと再びプラスに浮上した。この日発表された生産者物価指数(PPI)は前回から伸びの鈍化が鮮明になり、今後の緩和的政策への期待感から買い先行。長期金利の低下により特に主力ハイテクが選好され、相場を押し上げた。ただ、消費者物価指数(CPI)を見極めようと、買いが手控えられる場面もあった。


本日は伸び悩みか。前日のPPIに続き今晩のCPIも鈍化が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の9月の大幅利下げを期待した買いが先行。また、長期金利の低下を背景にハイテクも選好され、相場をけん引しよう。ただ、市場予想を下回る業績を発表したホーム・デポを中心に消費関連は買いづらい。一方、イランのイスラエルへの対決姿勢で中東の緊張が高まるなか、利益確定や持ち高調整の売りが指数を下押しする可能性もあろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:伸び悩みか、中東の不透明感で買い縮小も