*08:44JST 今日の為替市場ポイント:日米の株安を警戒してドルは伸び悩む可能性 8月1日のドル・円は、東京市場では148円51銭まで売られた後、150円34銭まで反発。欧米市場では150円89銭まで買われた後、149円29銭まで反落し、149円33銭で取引終了。本日2日のドル・円は主に149円台で推移か。日米の株安を警戒してドルは伸び悩む可能性がある。

英中央銀行は8月1日、政策金利を0.25pt引き下げて5.00%とした。英中銀のベイリー総裁は「インフレが低水準にとどまることを確認し、大きすぎる引き下げにならないよう注意する必要がある」と声明で述べた。ただ、市場参加者の一部は次回の会合でも0.25ポイントの利下げが実施されると予想している。なお、英中銀は、昨年のエネルギー価格下落の影響が薄れることによって、総合インフレ率は今年10-12月期に2.75%まで上昇すると予想している。インフレ率が2%レベルに戻るのは2026年1-3月期と予想しており、その後は2%を下回ると予想している。


<NH>
情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:日米の株安を警戒してドルは伸び悩む可能性