*04:14JST 8月1日のNY為替概況 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円89銭まで上昇後、149円57銭まで反落し、引けた。

欧州通貨安に連れドル買いが強まり上昇後、米週次失業保険申請件数が予想以上に増加し1年ぶりの高水準となったほか、ISM製造業景況指数も予想を下回り4カ月連続の活動縮小、6月建設支出も予想外の減少となるなど、景気の大幅減速を示すデータを受けて米長期金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。リスク回避の円買いも強まった。

ユーロ・ドルは1.0818ドルまで上昇後、1.0780ドルまで下落し、引けた。

ユーロ・円は、162円89銭まで上昇後、161円31銭まで下落。

ポンド・ドルは1.2840ドルへ上昇後、1.2729ドルまで下落した。英中銀は金融政策決定会合で利下げを決定し、長期金利低下に伴いポンド売りが優勢となった。

ドル・スイスは0.8775フランから0.8727フランまで下落した。

[経済指標]
・米・6月建設支出:前月比-0.3%(予想:+0.2%、5月:-0.4%←-0.1%)
・米・7月ISM製造業景況指数:46.8(予想:48.8、6月:48.5)
・米・7月製造業PMI改定値:49.6(予想:49.6、速報値:49.5)
・米・4-6月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+2.3%(予想:+1.8%、1-3月期:+0.4%←+0.2%)
・米・4-6月期単位労働コスト速報値:前期比年率+0.9%(予想:+1.7%、1-3月期:+3.8%←+4.0%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:24.9万件(予想:23.6万件、前回:23.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:187.7万人(予想:185.5万人、前回:184.4万人←185.1万人)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 8月1日のNY為替概況