*13:32JST 米国株見通し:伸び悩みか、中東の不透明感で警戒も (13時20分現在)

S&P500先物      5,492.75(-10.25)
ナスダック100先物  19,146.50(-62.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


29日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは続伸、ダウは49ドル安の40539ドルと3日ぶりにマイナスへ沈んだ。今週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ積極的に動きづらいなか、足元のインフレ鈍化を背景に早期利利下げ観測で買いが先行。長期金利の伸び悩みでハイテクへの一部が買い戻されたものの、決算発表を前に利益確定売りも目立った。一方、マクドナルドの業績期待で買われ、押し上げ要因となった。


本日は伸び悩みか。今晩から行われるFOMCでは9月から年内2回の利下げが示唆されるとの期待感が広がり、買いが入りやすい地合いが続く。特に金利の低下によりハイテク関連への買戻しが継続すれば、指数は堅調地合いを維持。決算発表ではメルクやファイザーなどが注目され、好業績なら関連セクターを中心に買いが入りやすい。ただ、ヒズボラに対するイスラエルの報復が警戒され、地政学リスクが買いを抑制する可能性もある。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:伸び悩みか、中東の不透明感で警戒も