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大幅続伸。前日に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比4.6%増となり、2ヵ月連続のプラス成長となっている。客数が同1.0%増加したほか、客単価も同3.6%上昇している。天候に恵まれて気温も暖かく推移したことから、夏物商品の販売が好調であったもよう。また、会員向け20%ポイント還元キャンペーンも売上伸長に寄与したようだ。なお、前年同時期には自社ECでタイムセールを実施している。
Uアローズ<7606>:1877円(+107円)
大幅続伸。前日に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比11.4%増となり、6ヵ月連続のプラス成長、並びに、3カ月連続の2ケタ成長となっている。客数が同6.1%増加したほか、客単価も同4.5%上昇している。月を通じてシャツ、カットソー、ブラウスなどの夏物軽衣料が好調に推移、自社ECサイトを中心にネット通販の売上伸長も目立った。他の専門店と比較しても増収率は高水準になっている。
ガンホー<3765>:2837.5円(+138.5円)
大幅続伸。いちよし証券ではレーティンングを「B」から「A」に、フェアバリューも2700円から3500円に引き上げている。「パズドラ」の見通し引き上げや、定期的にリリースしている「Ragnarok」シリーズの貢献を織り込み、業績予想を引き上げているようだ。24年12月期営業利益は従来予想の140億円から210億円、前期比24.7%減に引き上げ、26年12月期は50億円から170億円に引き上げているようだ。
NC-HD<6236>:2119円 カ -
ストップ高買い気配。米投資会社であるMIRIグループ系企業がTOBを実施すると発表している。TOB価格は2208円で全株式の取得を目指している。TOB価格は前日終値に対して28.4%のプレミアムとなっており、TOB価格サヤ寄せの動きとなっている。会社側ではTOBに対して賛同の意見表明、応募推奨を行っている。なお、TOB期間は6月5日から7月17日までを予定。
博報堂DY<2433>:1165円(-191円)
大幅反落。子会社の過大請求事案の影響で遅延していた24年3月期の決算発表を前日に行っている。営業利益は343億円で前期比38.1%減となり、ほぼ従来計画線上での着地に。一方、25年3月期は360億円で同5.0%増の見通し。市場コンセンサスを100億円近く下回る水準であり、ネガティブな反応につながっている。なお、27年3月期までの新中期経営計画では、調整後のれん償却前営業利益で年平均成長率10%以上などを目標としている。
クオリプス<4894>:5080円(-70円)
大幅に反落。東証が5日から信用取引に関する規制措置を強化し、売買を圧迫するとの見方から売り優勢となっている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)となった。日証金も増担保金徴収措置を実施している。クオリプス株は5月30日に上場来高値を付けてからは利益確定売りに押されており、株価5000円を挟んだ水準での攻防が続いている。
ステラファーマ<4888>:380円(+29円)
大幅に続伸。中国の海南島医療特区へのホウ素中性子捕捉療法(BNCT、がんの放射線治療の一種)導入で、中国のPengbo社から10億円の保証金を受領したと発表している。ステラファーマはBNCT用ホウ素医薬品「ステボロニン」の供給に関する基本契約をPengbo社などと締結済み。海南島医療特区のプロジェクトは25年4月から6月までの治療開始に向けて順調に推移しており、ステラファーマもステボロニンの供給に向けた準備を進めている。
アイズ<5242>:1891円(-1円)
朝高後、値を消す。広告業界プラットフォーム「メディアレーダー」の掲載社管理画面の表示速度を改善し、最速0.1秒台まで高速化することに成功したと発表している。メディアレーダーは、マーケティング担当者・広告代理店と媒体社・マーケティングサービス会社を結ぶ広告業界向けの検索サイト。管理画面の改善に加え、200日移動平均線が下値抵抗線として意識されていることも買いにつながっていたようだ。 <ST>