*17:03JST 東京為替:ドル・円は反落、午後は一時157円割れ 29日の東京市場でドル・円は反落。仲値にかけて国内勢のドル買いが先行し、一時157円40銭まで上値を伸ばした。ただ、長期金利の上昇で円買いに振れドルは失速。午後は日銀審議委員の円安対応に関する発言で円買いが強まり、156円90銭まで値を下げた。
・ユーロ・円は170円79銭から170円25銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0859ドルから1.0841ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,880.50円、高値39,141.99円、安値38,524.24円、終値38,556.87円(前日比298.50円安)
・17時時点:ドル円157円10-20銭、ユーロ・円170円30-40銭
【要人発言】
・安達日銀審議委員
「円安対応、長期の予想インフレ率上振れなど影響が出てくれば考える」
「長期金利は日々動いている、具体的なコメントは差し控える」
「為替、具体的な影響が出てくれば当然対応する」」
「当面は緩和的な金融環境が継続」
「物価目標の実現に確度が高まっているが、確信を持てる状況ではない」
「国債買入れは断簡的に減額していることが望ましい」
【経済指標】
・豪・4月消費者物価指数:前年比+3.6%(予想:+3.4%、3月:+3.5%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は反落、午後は一時157円割れ