*00:46JST NY外為:ユーロ売り継続、ECBの6月利下げ開始の思惑が強まる NY外為市場では欧州中央銀行(ECB)の6月利下げを織り込むユーロ売りが継続した。ラガルド総裁は21日、ECBがインフレ抑制できていると強く確信しているとし、物価動向に変化なければ、6月利下げの可能性が高いと述べた。また、チーフエコノミスト、レーン理事も「6月の利下げ開始に強い論拠が見られる」との見解を示した。インフレ鈍化が想定通り進まず、連邦準備制度理事会(FRB)や英中銀の利下げ開始が遅れるとの見方が強まる一方で、ECBは早期利下げする環境が整いつつある模様。

ユーロ・ドルは欧州市場で1.0822ドルまで下落後も1.08ドル台前半で戻りが鈍い。ユーロ・円169円44銭まで下落し、日中安値を更新。ユーロ・ポンドは0.8504ポンドまで下落し、2月来の安値を更新した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ売り継続、ECBの6月利下げ開始の思惑が強まる