*00:12JST NY外為:ドル続落、パウエルFRB議長が利上げの可能性を再度否定 連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はアムステルダムでのオランダ外銀協会イベントに参加し、米国経済は非常に良好だと指摘したほか、第1四半期のインフレは目標に向けた改善が欠如しており目標値に向けた進展を確信するには時間を要する可能性を指摘した。このため政策金利を据え置くことが必要だとの考えを示した。ただ、インフレは引き続き2%に向けた改善基調にあり、次の行動が利上げになる可能性は少ないとの考えを再表明。

パウエル議長が利上げの可能性が低いとしたためドルは軟調に推移。ドル・円は156円40銭で伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.0826ドルまで上昇し4月10日来の高値を更新。ポンド・ドルは1.2520ドルから1.2592ドルまで上昇し6日来の高値を更新した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル続落、パウエルFRB議長が利上げの可能性を再度否定