*04:10JST 4月30日のNY為替概況 30日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円86銭から157円65銭まで上昇し、引けた。

米1-3月期雇用コスト指数が10-12月期から予想以上に伸びが拡大し、1年ぶり最大となり根強い賃金インフレが示されたほか、米2月住宅価格指数も予想を上回る伸びとなったためインフレが当面鈍化せず利下げが先送りされるとの思惑に、長期金利が上昇しドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0724ドルから1.0675ドルまで下落し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)の6月利下げ観測を受けたユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は、167円96銭から168円60銭のレンジで上下。

ポンド・ドルは1.2546ドルから1.2498ドルまで下落。

ドル・スイスは0.9124フランから0.9188フランまで上昇した。

[経済指標]
・米・1-3月期雇用コスト指数:前期比+1.2%(予想:+1.0%、10-12月期:+0.9%)
・米・2月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+7.29%(予想:+6.70%、1月:+6.58%←+6.59%)
・米・2月FHFA住宅価格指数:前月比+1.2%(予想:+0.2%、1月:-0.1%)
・米・4月シカゴ購買部協会景気指数:37.9(予想:45.0、3月:41.4)
・米・4月消費者信頼感指数:97(予想:104.0、3月:104.7)・米・4月ダラス連銀サービス業活動:-10.6(3月―5.5)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 4月30日のNY為替概況