*22:11JST 【市場反応】米2月CPI、コアは改善基調維持も予想上回る、金利やドルは乱高下 米労働省が発表した2月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%となった。伸びは1月+0.3%から予想通り拡大し、昨年9月来で最大。前年比では+3.2%と、予想外に1月+3.1%から伸びが拡大した。連邦準備制度理事会(FRB)が特に注視している食品や燃料を除いたコアCPIは前月比+0.4%と、伸び縮小予想に反して1月と同水準の伸びに留まった。前年比では+3.8%と、1月+3.9%から伸び縮小基調は維持され、21年10月来で最低の伸びとなった。予想は上回った。コアではインフレ改善基調維持も同時に1月に続き予想を上回る結果となり、インフレの根強さが再表明された。

米国債相場は乱高下。10年債利回りは4.13%まで上昇後、4.08%へ低下。2年債利回りは4.6%まで上昇後、4.52%まで低下する荒い展開となった。

ドル・円は一時148円12銭まで上昇後、147円33銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0904ドルまで下落後、1.0945ドルへ反発した。ポンド・ドルは1.2756ドルへ下落後、1.2808ドルへ反発した。

【経済指標】
・米・2月消費者物価指数(CPI):前年比+3.2%(予想:+3.1%、1月:+3.1%)
・米・2月消費者物価コア指数:前年比+3.8%(予想:+3.7%、1月:+3.9%)
・米・2月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、1月:+0.3%)
・米・2月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、1月:+0.4%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米2月CPI、コアは改善基調維持も予想上回る、金利やドルは乱高下