*08:21JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性 5日のドル・円は、東京市場では150円55銭から150円35銭まで下落。欧米市場では150円49銭から149円71銭まで下落し、150円05銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に150円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性がある。

米供給管理協会(ISM)が3月5日発表した2月非製造業景況指数は52.6と、1月実績の53.4を下回った。また、商務省発表の1月製造業新規受注は市場予想を下回っており、これらの結果を受けて米長期債などの利回り水準は低下。6月利下げの確率はやや上昇した。ただ、2月非製造業景況指数における新規受注は56.1で1月実績を上回り、昨年8月以来の水準を記録している。このため、非製造業の業況がただちに悪化するとの見方は一部にとどまっている。2月非製造業景況指数の低下はインフレ見通しの引き下げにつながる材料ではないことから、米長期金利が一段と低下する可能性は低いとみられる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性