*16:05JST 日経VI:低下、株価の上値重く高値警戒感はやや緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-0.55(低下率2.78%)の19.25と低下した。なお、高値は20.24、安値は19.18。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の日経225先物は買いが先行し、取引開始後に上げ幅を広げる場面があった。昨日、日経225先物が730円上昇した後ということもあり、市場では高値警戒感が意識され、朝方は日経VIは昨日の水準を上回った。ただ、買い一巡後は日経225先物は伸び悩み、その後は上値の重い展開となったことから、高値警戒感はやや緩み、日経VIは昨日の水準を小幅に下回る時間が長かった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:低下、株価の上値重く高値警戒感はやや緩和