*02:44JST NY外為:ポンド底堅い、英中銀は金利据え置き、MPC内の見解は相違 英中銀は1日、金融政策決定会合で市場の予想通り政策金利を5.25%で据え置くことを決定した。声明では追加利上げが必要になるとの文言を削除。インフレ鈍化なら利下げも可能であることを示唆した。ただ、金融政策委員会(MPC)の意見は分かれ、9人中、6人が金利据え置きを支持、ディングラ委員は利下げを支持、マン、ハスケル両委員は利上げを支持したことが明らかになった。一部では利上げ支持もあったためポンドも底堅く推移。

ポンド・ドルは欧州市場で1.2625ドルまで下落後、1.2736ドルまで上昇し、日中高値を更新した。ポンド・円は185円24銭の安値から186円35銭まで再び上昇。ユーロ・ポンドは欧州市場で0.8556ポンドまで上昇後、0.8531ポンドまで反落した。
【金融政策】
・英中銀
・政策金利を5.25%に据え置きとすることを決定
「6人が金利据え置きを支持、ディングラ委員は利下げ支持、マン、ハスケル委員は利上げを支持」
「インフレ率を2%目標に戻すのに十分な期間、金利を景気抑制的な水準に保つ必要がある」
「経済データに応じて正当なように金融政策を調整する」

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ポンド底堅い、英中銀は金利据え置き、MPC内の見解は相違