*05:10JST 12月12日のNY為替概況 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円74銭まで下落後、145円86銭まで上昇し、引けた。

消費者物価指数(CPI)の結果を受け、インフレが正しい方向に向かっている証拠との判断で一時ドル売りが強まったものの、同時に、前月比では伸びが拡大するなどインフレ長期化の兆候も示され、FRBの来年の利下げ観測が弱まりドル売りも後退した。

ユーロ・ドルは1.0827ドルまで上昇後、1.0767ドルまで反落し、引けた。ドイツ12月ZEW景気期待指数の予想外の改善で景気減速懸念が後退しユーロ買いが強まったのち、ドル買いに押され反落。

ユーロ・円は156円67銭へ下落後、157円20銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2615ドルへ上昇後、1.2514ドルまで反落。

ドル・スイスは0.8725フランまで下落後、0.8781フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・11月消費者物価指数:前年比+3.1%(予想:+3.1%、10月:+3.2%)
・米・11月消費者物価コア指数:前年比+4.0%(予想:+4.0%、10月:+4.0%)
・米・11月消費者物価指数:前月比+0.1%(予想:0.0%、10月:0.0%)
・米・11月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、10月:+0.2%)・米・11月財政収支:-3140億ドル(予想:-3170億ドル、22年11月:-2485.35億ドル)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月12日のNY為替概況