*23:12JST 【市場反応】米7-9月期GDP、21年来で最大の伸び、ドル買い再開 米商務省が発表した7-9月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+5.2%と、速報値+4.9%から予想以上に上方修正され21年10-12月来で最大の伸びを記録した。同期個人消費改定値は前期比年率+3.6%と、予想外に速報値+4.0%から下方修正された。同期コアPCE価格指数は前期比で2.3%と、予想外に速報値+2.4%から下方修正。

米10月前渡商品貿易収支は-898億ドル。赤字幅は9月868億ドルから予想以上に拡大し7月来で最大。同月卸売在庫速報値は前月比‐0.2%と、予想外のマイナスに再び落ち込んだ。

7-9月期GDPの予想以上の成長を受けて米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは4.27%から4.32%まで上昇した。ドル買いも再開し、ドル・円は147円40銭から147円86銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0955ドルから1.0965ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・10月前渡商品貿易収支:-898億ドル(予想‐865億ドル、9月―868億ドル←858億ドル)
・米・10月卸売在庫速報値:前月比‐0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.1%←+0.2%)
・米・7-9月期GDP改定値:前期比年率+5.2%(予想:+5.0%、速報値:+4.9%)
・米・7-9月期個人消費改定値:前期比年率+3.6%(予想:+4.0%、速報値:+4.0%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米7-9月期GDP、21年来で最大の伸び、ドル買い再開