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大幅反落で下落率トップ。岩井コスモ証券では投資判断を「A」から「B」に2段階格下げしている。目標株価も3500円から1900円にまで引き下げ。23年9月期業績が会社計画未達のネガティブな着地となったほか、先行投資などの影響により、24年9月期の利益予想を開示していないことが、短期的に株価の上値を抑える可能性があると判断のもよう。不透明感解消へ利益予想開示を待ちたいとしている。
東エレク<8035>:24010円(-160円)
反落。FOMC議事要旨などを受けて前日の米国市場ではSOX指数が約2%の下落となっているほか、引け後に決算を発表したエヌビディアが時間外取引で株価下落となっていることから、同社など半導体関連株は売り先行の展開になっている。エヌビディアは、11-1月期の売上高見通しを200億ドル前後とし、市場予想の平均を上回る水準となっているものの、足元での期待値が高まる形になっていたようだ。
板硝子<5202>:649円(+23円)
大幅反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価は750円を継続している。これまでの各種施策によって業績は徐々に回復傾向にあり、これまで対応が難しかった優先株の一部償還や普通株の復配、有利子負債削減などに前向きに取り組める状況が期待できつつあるとみているもよう。これらを考慮すると現在の株価には評価余地があると判断している。なお、一段の株価上昇にはさらなる財務戦略の実行が必要としている。
住石HD<1514>:679円(+25円)
大幅続伸。足元では井村俊哉氏の保有株売却が材料視されていたが、一方で株式会社麻生の株式取得が続いている。前日に明らかになった大量保有報告書によると、市場内での取得によって麻生の保有比率は31.16%から33.98%に上昇している。11月前半の段階では保有比率は18.99%であった。なお、前日の変更報告書によると、井村氏の保有比率は8.04%から3.88%に低下している。
毎コムネット<8908>:757円(+39円)
大幅反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の5.7億円から8.8億円、前年同期比1.9%増と一転増益予想に引き上げ。不動産マネジメントや人材ソリューションの売上が計画を上回って推移のほか、課外活動ソリューションは計画を大きく上回る売り上げとなっているようだ。第1四半期は営業減益だったこともあり、上方修正をストレートにポジティブ視の動き先行。
バードマン<7063>:1118円(+150円)
ストップ高。20日に「K-Pop Masterz×KROSS vol.3」を共催し、俳優のパク・ソジュンらが出演すると発表したことが引き続き買い材料視されている。開催日は24年1月2日で、場所はバンテリンドームナゴヤ(名古屋市)。パク・ソジュンのほか、ガールズグループ「aespa」、ボーイズグループ「BOYNEXTDOOR」の出演が決定している。Birdman株は15日に上場来安値を付けており、底打ち感があることも買いを後押ししているようだ。
BUYSELL<7685>:2753円(+133円)
大幅に続伸。アース製薬<4985>とともに、革新的な酸化制御技術「MA-T」を用いてリユース品に残る生活臭やタバコ臭などをにおいの元から消臭する取り組みを開始したと発表している。リユース業界では初めてという。においが原因で一般の顧客へ流通していなかった商品も販売可能な状態へ消臭・除菌することで、より多くのリユース品の流通を可能にするとしている。
かっこ<4166>:863円(+36円)
大幅に5日続伸。ROBOT PAYMENT<4374>と業務提携したと発表している。同社の請求代行サービス「請求まるなげロボ」が保有する貸倒実績データを解析する取り組みを開始した。貸倒率削減や与信通過率改善などの精度を向上させ、取り扱いの拡大や売上高の増加を目指す。将来的には、双方の強みを活かして新たなプロダクトを共同開発することも視野に入れているとしている。 <ST>