*16:05JST 日経VI:低下、落ち着いた株価推移で高値警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比-0.71(低下率3.82%)の17.87と低下した。なお、高値は18.41、安値は17.17。今日の日経225先物は終日、昨日終値近辺での推移となった。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなる一方、昨日は現物の日経平均が一時年初来高値を更新するなど高値警戒感が意識され、上値追いには慎重だった。ただ、株価の方向感が定まらない一方で落ち着いた株価推移だったことから、市場では高値警戒感がやや緩和し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:低下、落ち着いた株価推移で高値警戒感が緩和