*01:54JST NY外為:ドル、売り買い交錯、パウエル議長講演受け 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は講演で、「インフレは依然高過ぎ」とし、「経済の強さが続けば一段の引き締めが正当化される」と言及した。同時に、地政学的リスクの上昇が主要リスク要因となるほか、金融状況が「著しく引き締まった」との見解で、もし、金融状況の動きが続けば政策に影響する可能性を指摘したため一時金利が伸び悩んだ。

その後、質疑応答で、議長がリスクが依然高インフレで政策が引き締め過ぎでないことは明らかとの見解を示したため金利が再び上昇した。議長発言を受け、米10年債利回りは4.88%まで低下後、4.95%まで上昇。ドル・円は149円70銭まで下落後、再び149円88銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0560ドルから1.0616ドルのレンジで上下した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル、売り買い交錯、パウエル議長講演受け