*23:32JST 【市場反応】米10月ミシガン大消費者信頼感指数は低下、期待インフレ率予想外の上昇でドル買いに転じる 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は63.0と、9月68.1から予想以上に低下し3月来で最低となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が注視している同指数の1年期待インフレ率速報値は3.8%と予想外に9月3.2%から上昇し5月来の高水準。5-10年期待インフレ率速報値は3.0%と、予想外に9月2.8%から上昇した。

消費鈍化による成長減速と同時に高インフレ長期化とスタグフレーション懸念も強まった。期待インフレ率の上昇で米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは4.58%から4.63%まで上昇。ドル売りも一段落し、ドル・円は149円46銭の安値から149円66銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0547ドルまで上昇後、1.0508ドルまで下落。

【経済指標】
・米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:63.0(予想:67.1、9月:68.1)
・米・10月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.8%(予想:3.2%、9月:3.2%)
・米・10月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.0%(予想:2.8%、9月:2.8%)


<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米10月ミシガン大消費者信頼感指数は低下、期待インフレ率予想外の上昇でドル買いに転じる