*16:05JST 日経VI:低下、株価の方向感定まらず市場心理も一方向に傾かず 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-0.37(低下率1.78%)の20.47と低下した。なお、高値は21.08、安値は20.32。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、下げ幅が限定的だったこともあり、東京市場の株価変動要因にはなりにくかった。また、米国で今晩、9月の米雇用統計が発表され、内容によって米長期金利の動向に影響する可能性があることから、これを見極めたいとして積極的な売買は手控えられた。こうしたことから、今日は株価の方向感が定まりにくく、市場心理も一方向に大きくは傾かず、今日の日経VIは、株価をにらみながら昨日の水準を挟んで推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:低下、株価の方向感定まらず市場心理も一方向に傾かず