*13:43JST 米国株見通し:下げ渋りか、自律反発狙いの買いも (13時20分現在)

S&P500先物      4,379.75(+7.75)
ナスダック100先物  14,899.75(+37.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は60ドル高。長期金利の上昇は一服し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


21日の主要3指数は3日続落。終盤に下げ幅を拡大し、ダウは370ドル安の34070ドルと1カ月前の直近安値を下抜け、2カ月半ぶりの水準に沈んだ。この日発表された新規失業保険申請件数は予想を大幅に下回り、堅調な雇用情勢を背景に連邦準備制度理事会(FRB)は引き締めを長期化させるとの観測が広がった。高水準の長期金利がさらに上昇基調を強めると、アマゾンなど主力ハイテクを中心とした売りが下げを主導した。


本日は下げ渋りか。今晩のPMIは製造業、サービス業とも前回を小幅に上回ると予想され、当面の金融引き締めをにらんだ売りが先行。長期金利の高止まりで引き続き買いは入りづらい。また、原油相場の底堅い値動きもインフレ圧力を強める要因として警戒されよう。FRB当局者はタカ派的な見解を示すとみられ、売り要因に。ただ、今週は売りに押される展開となり、割安感の生じた銘柄には自律反発狙いの買戻しが見込まれる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:下げ渋りか、自律反発狙いの買いも