*06:45JST NY債券:米長期債相場は続落、イールドカーブはスティープニング気配で推移 15日の米国長期債相場は続落。原油先物の上昇が意識されたようだ。来週19-20日に開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では政策金利の据え置きが決まる見込みだが、年内追加利上げの可能性は残されており、2年-10年などのイールドカーブはスティープニング気配で推移。

CMEのFedWatchツールによると、15日時点で11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.50-5.70%以上となる確率は27%程度。12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.50-5.70%以上となる確率は39%程度。10年債利回りはアジア市場で4.266%近辺まで低下したが、その後はじり高となり、米国市場の序盤にかけて4.334%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.332%近辺で推移。

イールドカーブはスティープニング気配。2年-10年は-69.80bp近辺、2-30年は-61.40bp近辺で引けた。2年債利回りは5.03%(前日比:+2bp)、10年債利回りは4.33%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.42%(前日比:+4bp)で取引を終えた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY債券:米長期債相場は続落、イールドカーブはスティープニング気配で推移