*07:00JST NY為替:原油高で米利上げ長期化観測も 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円90銭から147円23銭まで上昇し、147円00銭で引けた。原油高や消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米利上げ長期化の観測にドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0706ドルまで下落後、1.0760ドルまで上昇し、1.0757ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の利上げを巡り見解が分かれユーロ売りが優勢となったのち、ECBがインフレ見通しを引き上げる公算との報道を受けて利上げ観測が強まり買戻しが加速した。ユーロ・円は、157円40銭から158円27銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2460ドルまで下落後、1.2498ドルまで上昇した。スタグフレーションを警戒したポンド売りが継続。ドル・スイスは、一時0.8934フランまで上昇後、0.8907フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:原油高で米利上げ長期化観測も