*06:15JST NY為替:米経済指標の予想下振れもドル売り・円買いは縮小 30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円37銭から145円56銭までし、146円21銭で引けた。米8月ADP雇用統計は伸びが7月から予想以上に鈍化、さらに、米4-6月期GDP改定値が予想外に下方修正され景気減速見通しが強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了の思惑に金利低下に連れドル売りに拍車がかかった。その後、米7月中古住宅販売成約指数が6月からマイナスに悪化予想に反し、改善したためドル売りが後退。

ユーロ・ドルは、1.0875ドルから1.0945ドルまで上昇し、1.0924ドルで引けた。ドイツの消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を上回りユーロ圏の金利先高観が再燃しユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は159円10銭から159円76銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に円売り、ユーロ買いが強まった。ポンド・ドルは、1.2653ドルから1.2746ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8796フランから0.8745フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米経済指標の予想下振れもドル売り・円買いは縮小