*08:23JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差拡大予想でドルは底堅い動きを保つ可能性 14日のドル・円は、東京市場では145円22銭まで買われた後、一時144円66銭まで下落。欧米市場では144円76銭から145円58銭まで上昇し、145円53銭で取引終了。本日15日のドル・円は主に145円台で推移か。日米金利差の拡大予想でドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

14日の米国債市場では10年債利回りがやや上昇。この日は経済指標の発表はなかったものの、15日に発表される7月米小売売上高への期待が高まっており、債券利回りの上昇につながった。7月米小売売上高は前月比+0.4%程度になると予想されており、金利上昇でも個人消費は衰えていないことが示されるようだ。米国のインフレは鈍化しつつあるが、米連邦準備制度理事会(FRB)のインフレ目標水準を明らかに上回っている。一部の市場参加者は7月が最後の利上げとなると考えているようだが、FRBは9月以降に1回の追加利上げを行う可能性は十分残されているとみられる。米国のインフレが大幅に緩和されることがない場合、政策金利の引き下げが開始される時期を予測することは難しくなりそうだ。

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情報提供元: FISCO
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