*16:05JST 日経VI:小幅に低下、株価の方向感定まらず市場心理も一方向に傾かず 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-0.10(低下率0.50%)の20.03と低下した。なお、高値は20.41、安値は19.67。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場はやや売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後、午前は日経225先物が底堅く推移し、日経VIは低下幅をやや広げる場面があった。その後、日経225先物はマイナス圏で推移したが、株価の方向感が定まらず、市場心理も一方向に傾きにくく、日経VIは昨日の水準を挟んだ推移となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:小幅に低下、株価の方向感定まらず市場心理も一方向に傾かず