*13:51JST 米国株見通し:下げ渋りか、ハイテク中心に買戻しを期待 (13時30分現在)

S&P500先物      4,537.00(+15.25)
ナスダック100先物  15,519.00(+80.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は60ドル高。長期金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


3日の主要3指数は続落。終盤に失速し、ナスダックとS&Pは3日続落、ダウは66ドル安の35215ドルと、連日のマイナスを記録した。この日発表された経済指標のうち、新規失業保険申請件数や非農業部門労働生産性、ISM非製造業景況感指数は強弱まちまちながら堅調な内容が材料視された。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め継続の思惑で長期金利は上昇し、終盤はハイテク関連を中心とした売りが指数を下押しした。


本日は下げ渋りか。今晩発表の雇用統計で失業率は前回から横ばい、非農業部門雇用者数は小幅減少、平均時給は鈍化が予想されている。市場観測に沿った内容なら9月利上げへの思惑から、株売り地合いの見通し。一方、前日の決算発表でアップルやアマゾンの好業績を背景にハイテク関連への買いが強まり、相場を支える可能性があろう。米国債格下げの影響で今週は調整が進み、金利高を抑えられれば買い戻しが指数を押し上げる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:下げ渋りか、ハイテク中心に買戻しを期待