*13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、堅調地合いで調整売りに警戒 (13時30分現在)

S&P500先物      4,586.00(-1.75)
ナスダック100先物  15,962.25(-12.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は下げ幅を縮小、NYダウ先物は15ドル高。長期金利は軟調地合いとなり、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


18日の主要3指数は続伸。緩やかな上昇によりナスダックとS&Pは反発し、ダウは366ドル高の34951ドルと7日連続で上値を伸ばした。この日発表された小売売上高は前回分が上方修正されたものの、予想を下回る強弱まちまちの内容と、減速懸念を払しょくできなかった。調整売りも目立ち、指数の上値を抑える場面もあった。ただ、長期金利の伸び悩みで全般的に買いが入りやすい地合いに。ハイテクや金融が選好され、相場を押し上げた。


本日は伸び悩みか。来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、利上げ再開はほぼ織り込まれた。一方で、足元の経済指標は弱さが目立ち、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化観測を弱めている。そのため長期金利の上昇が抑えられれば、全般的に買いが入りやすい。決算発表ではゴールドマンやテスラが注目され、期待先行の買いが見込まれる。ただ、足元の堅調地合いで調整の売りが出やすく、一段の上昇を抑える可能性もあろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:伸び悩みか、堅調地合いで調整売りに警戒