*21:52JST 【市場反応】米6月CPI、予想以上の伸び鈍化で追加利上げ観測緩和、ドル売り加速 米6月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と、5月+0.1%から伸び拡大も予想下回った。
前年比では+3.0%と、伸びは5月+4.0%から予想以上に鈍化し21年3月以来で最小となった。
また、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食料品を除いたコア指数は前月比+0.2%と、5月+0.4%から伸びが予想以上に鈍化し21年8月来で最小。また、前年比では+4.8%と、5月+5.3%から予想以上に鈍化し21年10月来で最小の伸びとなった。

米CPIの伸びが予想以上に鈍化したため米国債相場は急伸。FRBの追加利上げ観測も緩和し、2年債利回りは10bps以上低下し4.73%前後で推移した。ドル売りも加速し、ドル・円は139円60銭から138円78銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.1020ドルから1.1072ドルまで急伸し5/4来の高値を更新した。

【経済指標】
・米・6月消費者物価指数:前年比+3.0%(予想:+3.1%、5月:+4.0%)
・米・6月消費者物価コア指数:前年比+4.8%(予想:+5.0%、5月:+5.3%)
・米・6月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.1%)
・米・6月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.4%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米6月CPI、予想以上の伸び鈍化で追加利上げ観測緩和、ドル売り加速