*00:27JST NY外為:ドル伸び悩む、パウエルFRB議長証言は想定通り  NY外為市場でドルは伸び悩んだ。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融委員会での半期議会証言で2%のインフレ目標達成には長い道のりで、緩やかな金融引き締めが必要となる可能性を指摘した。物価安定維持と雇用最大化の責務の重要性は等しいと言及。

金融の混乱に関しては、監督や規制の最新化を支持すると同時に、小規模銀に損傷を与えることを回避する必要性を強調し慎重な姿勢を見せた。

質疑応答でもほぼ想定通りの内容で米国債相場も下げ止まった。10年債利回りは3.786%まで上昇後、3.76%で伸び悩んだ。ドル買いも一段落し、ドル・円は議長証言の原稿を受けて142円36銭まで上昇後、142円00-05銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0910ドルから1.0964ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2701ドルから1.2755ドルまで上昇。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル伸び悩む、パウエルFRB議長証言は想定通り