*08:04JST 今日の為替市場ポイント:米FOMC会合前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性 13日のドル・円は、東京市場では139円67銭から139円33銭まで下落。欧米市場では139円01銭まで売られた後、140円31銭まで反発し、140円24銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に140円台で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控えており、アジア市場における主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性がある。

今回開催のFOMC会合では、政策金利の据え置きが決定される可能性が高い。米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑制の方針を維持すると見られており、7月以降に利上げが再開される可能性は残されている。ただ、13日発表の5月消費者物価指数(CPI)は前年比+4.0%、同コア指数は前年比+5.3%にとどまった。今後発表されるインフレ関連指標を点検する必要はあるものの、6月に利上げを休止した場合、利上げを再開するためには相応の理由が必要となる。FOMCスタッフの金融・経済予測が注目される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米FOMC会合前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性