*06:36JST NY為替:ドル強含み、米長期期待インフレ率上昇で追加利上げの可能性残る 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円72銭へ弱含んだのち135円76銭まで上昇し、135円72銭で取引終了。5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が前月から予想以上に低下したためドル売りが一時優勢となったのち、同指数の5-10年期待インフレ率が予想外に上昇し2011年以降12年ぶり最高となったため追加利上げの可能性が再燃しドル買いが強まった。ボウマンFRB理事が最近の雇用やインフレ指標が、著しいインフレ改善の証拠になっていないとし、物価高や労働市場のひっ迫が継続した場合追加利上げが必要との見解を示したことも追加利上げ観測再燃につながった。

ユーロ・ドルは、1.0897ドルまで上昇後、1.0848ドルまで下落し、1.0850ドルで引けた。ユーロ・円は146円67銭まで下落後、147円37銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2520ドルから1.2445ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.8928フランから0.8988フランまで上昇。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル強含み、米長期期待インフレ率上昇で追加利上げの可能性残る