*07:08JST NY為替:米FRB高官のタカ派姿勢でドルは下げ止まる 18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円86銭まで下落後、134円33銭まで上昇し、134円10銭で引けた。米金利低下に伴うドル売りが優勢となったのち、米3月住宅着工件数が前月から減少したものの予想を上回ったほか、ブラード・セントルイス連銀総裁が政策金利を5.5%から5.75%まで引き上げることを支持、さらに、ボスティック米アトランタ連銀総裁もインフレ制御のためあと1回の利上げで、その水準を当面維持する必要があるとタカ派発言を繰り返したため下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.0978ドルから1.0943ドルまで下落し、1.0972ドルで引けた。高値からは予想を下回った独4月ZEW景気期待指数を嫌ったユーロ売りに押された。ユーロ・円は146円80銭まで下落後、147円15銭まで反発。ポンド・ドルは、1.2450ドルまで上昇後、1.2412ドルまで下落した。英国の賃金の伸びが予想以上となったため金利先高観に伴うポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.8955フランまで下落後、0.8987フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米FRB高官のタカ派姿勢でドルは下げ止まる