*04:15JST 4月13日のNY為替概況  13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円39銭まで上昇後、132円02銭まで下落し、引けた。生産者物価指数(PPI)発表を控えドル買いが強まったのち、3月消費者物価指数(CPI)に続きPPIも予想を下回りインフレ鈍化傾向を新たに証明したほか米週次新規失業保険申請件数も予想を上回り労働市場のひっ迫懸念が一段と緩和したため年内の利下げ観測が強まり金利低下に伴うドル売りが一段と加速。


ユーロ・ドルは、1.008ドルから1.1068ドルまで上昇し、引けた。欧州中銀(ECB)高官のタカ派発言を受け追加利上げ観測が強まりユーロ買いに拍車がかかった。


ユーロ・円は146円89銭まで上昇後、146円08銭まで反落。


ポンド・ドルは、1.2537ドルへ上昇後、1.2500ドルまで反落。ストライキの影響で2月の国内総生産の伸びが鈍化したため高値からポンド売りに押された。


ドル・スイスは、0.8905フランから0.8860フランまで下落した。
【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数(4/8):23.9万件(予想:23.5万件、前回:22.8万件)・米・失業保険継続受給者数(4/1):181万人(予想:183.5万人、前回:182.3万人)・米・3月生産者物価指数:前月比-0.5%(予想:0.0%、2月:0←-0.1%)・米・3月生産者物価コア指数:前月比-0.1%(予想:+0.2%、2月:+0.2%←0.0%)・米・3月生産者物価指数:前年比+2.7%(予想:+3.0%、2月:+4.9%←+4.6%)・米・3月生産者物価コア指数:前年比+3.4%(予想:+3.4%、2月:+4.8%←+4.4%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 4月13日のNY為替概況