*06:52JST NY為替:ドル弱含み、2月JOLT求人件数減少で米利上げ観測後退 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円00銭から131円52銭まで下落し、131円71銭で引けた。米2月JOLT求人件数が予想外に1000万件を割り込み、21年5月来で最低となったほか、米2月製造業受注も予想を下回り追加利上げ観測が後退。景気後退懸念も強まり金利が低下しドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0887ドルへ下落後、1.0973ドルまで上昇し、1.0956ドルで引けた。ユーロ・円は145円00銭から143円96銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2466ドルから1.2525ドルまで上昇。英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が「根強いインフレはより高い金利を正当化する」と追加利上げを示唆しポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.91410フランから0.9055フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル弱含み、2月JOLT求人件数減少で米利上げ観測後退