NY外為市場では欧州中央銀行(ECB)のタカ派姿勢を受けたユーロ買いが一段落した。

ユーロ・ドルは欧州市場で付けた高値1.0838ドルから1.0800ドル前後へ反落。ユーロ・円は139円14銭から138円85-90銭へじり安推移した。ユーロ・ポンドは0.8770ポンドから0.8749ポンドへ反落。

ECBは12月定例理事会の議事要旨の中で、多数メンバーが当初、0.75%ポイントの利上げを支持していたことが明らかになった。また、一部委員は速やかなペースの量的引き締めを支持するタカ派的な姿勢が明らかになった。チーフエコノミストのレーン理事が0.5%利上げを提示、最終的な決定で、0.75%利上げと同等の効果との認識で合意したことも明らかになった。

ラガルド総裁もダボス会合での講演で、「インフレ率は極めて高過ぎる」とタカ派姿勢をを示したこともユーロ買いを支援した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ECBのタカ派姿勢受けたユーロ買い一服